「ダイエットノートには何を書けばよい?」
「レコーディングダイエットの記入例は?」
本記事では、レコーディングダイエットのノートの書き方を解説します。
また他にも、コツや記載例、アプリなども紹介していますので、最後までお読みいただければ、レコーディングダイエットを始め方をすぐに始められるようになりますよ。
レコーディングダイエットを成功させるコツ
レコーディングダイエットとは「食事内容や体重などを記録(レコーディング)する」ダイエット方法です。
実際に食事制限をしたり身体を動かすわけではなく、ただ記録するだけですので、痩せることに直接結びつきはしません。
しかし、レコーディングすることで「毎日飲んでいたジュースが太る原因だった」「意外と間食していた」などの気づきが得られます。
それらを改善することで、ダイエット効果を得られるのがレコーディングダイエットなのです。
ここでは、レコーディングダイエットを成功させるコツを4つご紹介します。
初めは記載項目を最低限にしぼる
レコーディングダイエットは「継続」することが最も重要です。そのため最初は、記載項目を絞って続けられるようにしましょう。
最低限必要な記載項目は以下の3つです。
- 日付
- 体重
- 食べたもの
追加で「食べた時間」や「一言メモ」などを付け加えても良いですが、「1年以上記録し続けられるか?」を目安に、最低限から始めるようにしてみてください。
慣れてきたら記載項目を増やしていく
初めは最低限の項目でも問題ありませんが、慣れてきたら項目を増やすとレコーディングダイエットの効果をより発揮できます。
慣れたら追加していきたい項目
難易度低☆
- 食べた時間
- 月ごとの目標
難易度中☆☆
- その日の一言メモ(あれば)
- 体脂肪率
難易度高☆☆☆
- 食べ物ごとのカロリー
- 消費カロリー
- 睡眠時間
1ヵ月継続できれば、難易度低☆を1つづつ追加していく、といったように、ゆっくり増やしていきましょう。
難易度高☆☆☆は実施できなくても全く問題ありません。食べ物をパッと見て大まかなカロリーが予測できるような状態になれば、記録し始める程度でOKです。
とにかく、「継続」することを意識して取り組むようにしてみてください。
常に記録できる状態にしておく
レコーディングダイエットで最もつまずきやすい理由として、「記録せずに溜めてしまう」ことが挙げられます。
「溜めグセ」がついてしまうと、失敗するのは時間の問題です。すぐに書ける状態にしておき、溜める状態を作らないようにしましょう。
そうならないためには、「アプリ」か「手のひらサイズ」のノートに記載すると良いでしょう。
無料で利用できるアプリや、100均のノートでも十分使えますので、続けられそうな方法でレコーディングダイエットを行ってみてください。
目標を明確にする
レコーディングダイエットを始める前に、「最終的にどうなりたいのか」を明確にしておきましょう。
目標がはっきりしていないと、どこに向かってダイエットしているのかが分からなくなり、失敗率が上がります。
ダイエットの目標例
- 1ヵ月1kgづつ体重を落とす
- 12月までに体脂肪率を25%まで落とす
- 体重を維持しながら体脂肪率を5%落とす
目標を立てる際は、「具体的な数値を設定」して「体重に囚われすぎない」ようにしましょう。
- 具体的な数値を設定する
具体的な数値を設定することで目標が明確になり、達成までの計画を立てやすくなります。
- 体重に囚われすぎない
体重もダイエットの重要な指標ですが、体重を落とすだけであれば、水を飲まずに食べる量を極端に減らすだけで一時的に達成できてしまいます。
ただしそれでは、見た目・スタイルが悪くなるうえにリバウンドしやすい身体になってしまいます。
長期的に痩せて綺麗でいるためには、体脂肪率を落として筋量を維持・向上させなければなりません。
筋肉は脂肪よりも重いため、スタイルが良くなったとしても体重が変わらないこともあります。
そのため、体重に囚われすぎないよう注意してください。
レコーディングダイエットノートの具体的な書き方
最初のページ|最終的な目標を書く
ノートの最初のページには、最終的な目標を書くようにしましょう。
プラスアルファで、「目標を達成するには何をすればよいのか」や「目標を達成出来たらどんなことをしたいか」を書くと良いでしょう。
モチベーションを維持するためにも、このページは時々見るようにしてみてください。
各ページ上部|日付・体重を書く
各ページの上部には、日付と体重を毎日書くようにしましょう。もちろん、1ページに複数の日にちを書いてもOKです。
体脂肪率や睡眠時間なども記載する方は、併せて書いてしまいましょう。
各ページ中部|食べたもの・時間を書く
ページ内部には、食べたものや食べた時間を書きましょう。摂取カロリーも書く場合は、食べ物の横に書きましょう。
コツは、あまり綺麗に書きすぎないことです。ダイエット全般に言えますが、重要なのは「継続」すること。
負担なく書き続けられるよう、気合を入れて書きすぎないことも大切です。
レコーディングダイエットの記載例
初めての方|時間・食べたものだけを書く
レコーディングダイエットが初めての方や、栄養に関する知識があまりない方は、まず「時間」と「食べたもの」だけを記載するようにしてみてください。
ご飯の時間が決まっているのであれば、朝:〇〇、昼△△~などの記載方法でOKです。
ステップアップ方法
よく食べたり飲んだりするものがあれば、カロリーを調べてみましょう!
記入例:コーラ500mL 250kcal
これをすると、どんな食べ物にどれだけのカロリーが含まれているのかの知識が付き、今後のダイエットに役立てられます。
※ジュースは意外と高カロリーなので要注意です!
以下の記事では、ダイエット中におすすめの食べ物を紹介しています。ダイエット中に何を食べれば良いかわからない方は、ぜひ参考にしてください。
栄養に関する知識がある方|時間・食べたもの・大まかなカロリーを書く
栄養や食事についてある程度知識がある方は、時間や食べたもの以外に、大まかなカロリーを記載すると良いでしょう
写真では細かいカロリーを記載していますが、いちいち細かく調べていては大きな負担になるので、大まかでOKです。
カロリー計算が苦手だったり、ぱっと見でどれくらいのカロリーが含まれているか見当もつかない方は、たまに調べる程度でも良いでしょう。
摂取カロリーを客観的に確認することで、痩せられるポイントを見つけられるかもしれません。
レコーディングダイエットはノート・アプリどっちが良い?
結論、人によります。著者はアナログ派なのでノートを選びますが、どちらにもメリットがあります。
アナログ派・自炊が多い方はノート
「アナログじゃないと無理!」という方や、自炊が多い方はノートが向いています。
自炊が多いのであれば、ノートを家に置きっぱなしにしても、書き忘れる回数は少ないでしょう。
デジタル派・外食が多い方はアプリ
スマホを常に身に着けている方や、外食が多い方はアプリがおすすめです。アプリを入れておけば、外食時にもすぐに記録できるため、続けやすいでしょう。
おすすめのアプリはあすけんです。ダイエットに関する様々な機能が搭載されているので、ぜひ利用してみてください。
レコーディングダイエットにおすすめのノート
できるだけコンパクトなノートがおすすめです。特に、持ち歩く予定の方は、ポケットに入るメモ帳サイズでも良いでしょう。
100均に売ってあるような小さなノートでも十分です。
ただし、大きなノートの方が使いやすいという方もいるでしょう。「どちらの方が継続できるか」で選んでみてください。
まとめ|レコーディングダイエットは継続することで成功する
本記事では、レコーディングダイエットのノートの書き方について解説してきました。
レコーディングダイエットをすると、自分の食生活を客観視できます。ノートとペンさえあれば始められますので、ぜひ試してみてください!
ENAでは、ダイエットをはじめとする「食」に関する情報を、確かな証拠に基づいて解説しています。普段の食生活や「食」の学習に役立てていただければ幸いです。